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家づくりお役立ち情報 不動産屋さんのトリセツ① 不動産トラブルの 強い味方“宅建協会”

不動産屋さんのトリセツ① 不動産トラブルの 強い味方“宅建協会”

不動産のプロによる相談会を無料で実施

 物件の相談から購入・賃貸契約まで、家や土地探しを助けてくれる不動産屋さん。スーパーのように日常使いするわけではないので、いざ訪ねるとなると、ちょっと緊張しそう。新シリーズ「不動産屋さんのトリセツ」では、不動産業者の活用法を伝えます。ナビゲーターは、和歌山県宅地建物取引業協会(県宅建協会)の広報啓発委員長・武田雅博さんです。初回は、武田さんが所属している同協会について説明してもらいました。

「県宅建協会は、全国都道府県の宅建協会によって構成される『全国宅地建物取引業協会連合会』(全宅連)傘下にある公益社団法人です」と、武田さんは説明。「不動産を公正に提供できるように、半世紀以上にわたって宅地建物取り引きの適正化と円滑化を図る活動に取り組んでいます」

不動産取り引きのプロである「宅地建物取引業者」を会員とし、現在は県下9割の約700社が加盟。加盟店には全宅連のシンボル、ハトマークが掲げられています。

「協会は、法改正など不動産業に関する最新情報を会員に向けて提供。資格取得のための研修も行うなど、常に豊富な専門知識を習得しています」。また、不動産業の開業や独立のサポートも行っています。
一般に向けた相談窓口も開設。「土地・建物の悩みから不動産業者とのトラブルまで、専従相談員が無料で話を伺います。弁護士による無料相談も、完全予約制で受け付けていますよ」と武田さん。和歌山市役所1階ロビーでも、月に1度、出張無料相談会を開催し、次回は11月15日(水)午後1時半~4時に行う予定です。

「協会が11月23日(祝)に和歌山ビッグウエーブで主催する『不動産フェア』では、成人年齢引き下げに伴う賃貸契約に関するセミナーを行います。ぜひお気軽にご参加を!」と、最後に呼び掛けていました。

武田雅博さん

リビング和歌山10/28号掲載