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家づくりお役立ち情報 理想と現実のギャップ、住宅に関する意識調査 家を購入したきっかけと 家の購入を後悔する瞬間

理想と現実のギャップ、住宅に関する意識調査 家を購入したきっかけと 家の購入を後悔する瞬間

“家賃を払い続けるよりローン”がネックに

外壁塗装の一括見積りサイト「外壁塗装110番」を運営する「アールピーネット」(札幌市中央区)は、住宅に関するさまざまな意識調査を実施しています。これからマイホームを…と夢が膨らむ皆さんにとっては、少々酷な話でもありますが、現実を知ってもらうために、「家なんて買わなければよかった…と思う瞬間ランキング」の調査結果を紹介します。

まずは、家を購入したきっかけから。圧倒的に多いのは「ライフステージの変化」。結婚、出産、子どもの入園・入学など、新たな家族が増え、子どもの成長に伴いマイホーム購入に至る人が大多数。続いて、「家賃がもったいない」が2位で、「アパートの家賃と住宅ローンの返済金額を比較してみて、あまり変わらなかった」「家賃を払い続けるより、ローンを払って資産になる方が…」という意見が一定多数ある反面、「家の購入を後悔する瞬間」のトップに、「ローン返済が苦しいとき」がランクイン。コロナ禍で収入が減っている人も少なくない中、「家を買ってから夫の給与が下がった」という声もあれば、「毎月の住宅ローン支払い時に思う」「特にボーナス月に思う」「自由に使える金額が減ってストレス」といった回答も見られます。

さらに、後悔する瞬間で多かったのが「メンテナンスが大変なとき」。賃貸住宅であれば、定期的なメンテナンスや修繕は原則、家主負担ですが、戸建てのマイホームはすべて自己負担。長く暮らすにはこまめなメンテナンスが必要で、金額も労力も負担に感じる人が多いようです。

お金が後悔の要素となる一方で、近所付き合いが面倒、家が気に入らない、立地が不満といった環境や間取り・性能を不満に思う人も。“無理のない資金計画”“余裕ある返済計画”はもちろんのこと、自分たちにとって暮らしやすい住まい・環境もしっかりと考えて!

 

1211_ハウジング_家を購入したきっかけと購入を後悔する瞬間アンケート結果

 

出典:リビング和歌山2021年12月11日号