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家づくりお役立ち情報 オール電化とガス併用の暮らしを比較①

オール電化とガス併用の暮らしを比較①

オール電化住宅ってどうなの?
電気代、炊事、停電が心配

近年、新築物件で、“オール電化”が標準仕様になっていることも少なくないようですが、ちょっと不安もという人もいるのでは? 関西電力和歌山リビング営業本部(和歌山市岡山丁)に“オール電化”な暮らしについて尋ねました。

オール電化住宅とは、給湯・調理・空調など、住宅で必要になる熱源すべてを電気でまかなっている住宅のこと。オール電化にすることで、「①省エネ型電気給湯器『エコキュート』を採用し、オール電化向けに設定されているお得な料金プランに加入することで電気料金の節約が可能②IHクッキングヒーターは、火を使わず調理することができ、安全機能も充実! 子どもから高齢者まで安心して使えます③フラットなプレートだからキッチンの手入れが楽で快適」と同社の担当者は説明します。また、タイマー機能を活用して、洗濯乾燥機や食器洗浄機などの家電製品を電気料金単価が安い時間帯に稼働させるなど 、暮らしを少し工夫することで、より電気料金を節約することができます。

しかし、料理愛好家のママからは、炎がないと火力が弱いのでは…? といった声が聞こえてきそう。それに対しては、「IHは熱効率が高く、高火力です。さらに、とろ火から高火力までボタン操作で温度調節ができるので、火加減調整が得意。おいしい料理が作れます」と答えます。

それと、やっぱり気になるのが災害時や停電時のこと。「エコキュートの貯湯タンクの水(湯)は、断水時に非常用の生活用水(トイレ、洗面、掃除など)として利用できることはご存じでしょうか。一般家庭に広く普及している370lの貯湯タンクであれば、4人家族で約3日相当の生活用水として利用可能です。また、過去の震災でも電気は比較的早期に復旧しています」と話していました。

災害に備えるという点では、太陽光発電などと組み合わせることでより安心が得られます。新築時だけでなく、リフォーム時にも検討してみてはいかがでしょうか。

出典:リビング和歌山2月13日号