建築家として大切にしているのは、形をデザインするのではなく“空気を計画”すること。移りゆく季節を享受できるように、「光」「風」「庭」「素材」などの要素を技術的に表現し、周辺環境と調和する豊かな空間を創造していく。建築は主役ではなく、空気を演出する黒衣のような存在であること･･･その働きによって心地よい空間が生まれると考えています。